日本化學雜誌
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マタタビ成分の化学的研究(第1~3報) (第2報)マタタビラクトンの化学構造
村井 不二男
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1960 年 81 巻 8 号 p. 1324-1326

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抄録

著者らによって単離されたマタタビの有効成分の一つであるマタタビラクトン,C10H16O2(I)の化学構造についてのべる。Iの過マンガン酸カリウム酸化によって2種のネペタリン酸がえられた。またIの加水分解により,一部は相当するオキシ酸(VI)を結晶としてあたえ,このものの閉環によってイソイリドミルメシン(IVb)がえられた。これらの結果からマタタビラクトンはイリドミルメシン(IVa)とイソイリドミルメシン(IVb)の混合物であると推定される。

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© The Chemical Society of Japan
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