81 巻 (1960) 8 号 p. 1336-1338
ペルシカリン(1)を加水分解してえたイソラムネチンから既報の方法にしたがい相当するモノ硫酸ヱステルをえ,これがイソラムネチン-4'-硫酸エステルであることを知った。これはIの異性体である。このことからイソラムネテンにおいても4'-位の水酸基は7-位のそれに優先して硫酸エステル化をうけることがわかり,すでに報告したポリオキシフラボノール類における水酸基の硫酸エステル化をうける順位の一般性がたしかめられた。また5,7,3',4'-テトラメトキシフラボノールからその硫酸エステルを合成し,Iのメチル化によりえたぺルシカリントリメチルエーテルに一致した。