81 巻 (1960) 9 号 p. 1408-1411
TBP-ケロシン溶媒中のウランを直接分析する目的で非水溶媒ポーラログラフ分析法についての検討を行なった。TBP-ケロシンはエチルアルコール,イソプロピルアルコールまたはイソアミルアルコールと均一に混合し,しかもこの混合溶媒中でウランは比較的良好な還元波を生ずる。ウラン分析用基礎液に支持電解質として0.2mol/l過塩素酸リチウムを含む20~40%TBP,10~20%ケロシン,70~40%エチルアルコールおよび0.01%ヅィン-80なる組織の溶媒が適当である。この溶媒中ではウラン濃度と還元波高との問にほぼよい比例性がある。本法によって試料溶媒中のウランを分析して良好な結果を得た。