82 巻 (1961) 3 号 p. 281-285
五酸化バナジウムを水素還元して生成した三酸化バナジウムを第1報と同じ装躍,方法で酸素圧60~250mmHg,温度250°~350℃ において酸化速度を測定し,反応は初期に急激に進行する反応があり,つづいて緩除な反応のあることを認めた。この急激な反応は三酸化バナジウムと酸素とが五酸化バナジウムを生成する反応の速度自体を示すものであり,それにっつく緩除反応は,三酸化バナジウム粒体の表面に生成した五酸化バナジウムの皮膜を通ずる酸素イオンの拡散速度を示すものであるとの結論を得た。