日本化學雜誌
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銅,鉛,ビスマス,アンチモン,カドミウムおよびテルルのヨウ化物のメチルイソブチルケトンによる抽出
後藤 秀弘柿田 八千代
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82 巻 (1961) 9 号 p. 1212-1215

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抄録

メチルイソブチルケトンを拙出溶剤として用い,普通の金属のヨウ化物を抽出するさいのいろいろの条件における抽出率を求めるために実験を行なった。金属塩溶液の一定量を分液漏斗にとりヨウ化カリウムおよび硫酸または塩酸を加え,金属のヨウ化物を生成させ,ただちにメチルイソブチルケトンを加え,約 1 分間はげしくふりまぜ,静置して 2 液層に分離後,水溶液層に残っている金属の量をそれぞれの金属に適当な方法で定量し,それからメチルイソブチルケトン中に抽出された金属の抽出率を求めた。
本報においては普通の金属についての抽出に対する大体の傾向をしらべつぎに抽出される金属のうち銅,鉛,ビスマス,アンチモン,カドミウム,テルルについて実験を行った。それぞれの金属について最適の条件で抽出を行えば,銅 99.7%, ビスマス 99.9%, カドミウム 99.9%, アンチモン 99.4%, テルル 99.4%, 鉛 93.9% 程度が抽出される。

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© The Chemical Society of Japan
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