再放射化分析法をマグネシウム,水銀の定量に適用した。マグネシウムの定量にはつぎのような操作を行なった。試料を6分間中性子照射し,化学分離を行なって27Mgを放射化学的に純にとりだし,照射終了7分後にγ線スペクトルを200秒間計測する。測定後27Mgの壊変しつくすのを待ち, 3分間再度中性子照射し, 1分間冷却,第2回の測定を2分間行なった。この第1回,第2回の27Mgの光電ピークの高さから収率を補正した定量値を計算した。水銀の定量もほぼ同様な操作で行なった。このときの条件としては,第1回照射4分間,化学分離4分間,第1回測定2分間,第2回照射20分間,冷却4日間,第2回測定100秒間であり,第1回測定の205Hgの0.203MeVの光電ピーク,第2回測定の197Hgの0.07MeVの光電ピークの高さから収率を補正した定量値を計算した。