日本化學雜誌
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三塩化エチレンと塩化アルキルを原料とするDL-イソロイシンおよびDL-バリンの合成
川島 英暉高見 徹山田 吉孝
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86 巻 (1965) 11 号 p. 1190-1192

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抄録

塩化アルミニウムの存在下,三塩化エチレンに塩化イソプロピルを付加して得られる1, 1, 1, 2-テトラクロル-3-メチルブタンを,濃硫酸で加水分解して2-クロル-3-メチル酩酸を得たのち,アンモニア水でアミノ化してDL-バリンを合成した。また塩化イソプロピルのかわりに塩化sec-プチルを用いて1, 1, 1, 2-テトラクロル-3-メチルペンタンを得,これを同様に加水分解後,アミノ化してDL-イソロイシンを合成した。こうして得られた生成アミノ酸の組成はDL-イソロイシンとDL-アロイソロイシンとの比率が35:65であった。また塩化n-ブチルを付加した場合にも,塩化sec-ブチルの場合と同一の生成物1, 1, 1, 2-テトラクロル-3-メチルペンタンが得られた。

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© The Chemical Society of Japan
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