日本化學雜誌
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クロラミン-Tの滴下水銀電極におけるポーラログラフ的挙動 (I) --酸性溶液中において--
永井 外代士松田 十四夫杉井 直行
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90 巻 (1969) 8 号 p. 790-795

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抄録

クロラミン-T (CAT) は容量分析における酸化剤として知られているが,そのポーラログラフ的挙動については詳細な報告はみあたらない。
CATは0.1mol/l硝酸カリウム,0.O1%ポリアクリルアミドおよびBritton-Robinson緩衝溶液を含む支持電解質溶液中で,pH2~13の範囲で二電子の関与する限界還元電流を示すが,pH2~5の酸性溶液中では,電極還元生成物の塩素イオンによる水銀溶出波との混液電位の現象を示し,そのため2段波を与える。CATの第1波,および全波の限界電流は拡散律速である。-0.20V vs. SCEでのCATの拡散電流値は,0.1~12mmol/lの濃度範囲で濃度に比例する。CAT電解液の安定性および限界電流の温度係数についても検討した。

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© The Chemical Society of Japan
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