日本化學雜誌
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コンニャクグルコマンナンの酵素分解
佐藤 利夫森谷 昭彦水口 純鈴木 周一
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91 巻 (1970) 11 号 p. 1071-1075

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抄録

コンニャクグルコマンナンをTrichsderma virideの産生するセルラーゼによって加水分解し,5種のオリゴ糖を単離した。これらのうち,おもなオリゴ糖3種の構造を酸加水分解,過ヨウ素酸酸化,水素化ホウ素ナトリウム還元などを併用することによって決定した。その結果これら3種のオリゴ糖はそれぞれD-マンノピラノシルβ(1→4)D-マンノピラノース,D-マンノピラノシルβ(1→4)D-グルコピラノースおよびD-マンノピラノシルβ(1→4)D-マンノピラノシルβ(1→4)b-グルコピラノースであることがわかった。オリゴ糖の構成およびコンニャクグルコマンナン中のグルコースとマンノースのモル比(2:3)からこのマンナンがつぎのようなユニットのくり返しで構成されているものと推定した。-(→4)D-マンノピラノシルβ(1→4)B-マンノピラノシルβ(1→4)D-マンノピラノシルβ(1→4)D-グルコピラノシルβ(1→4)D-グルコピラノシルβ(1-)n

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