1975 巻 (1975) 9 号 p. 1551-1554
原料および分解方法の異なる-連の熱分解重質残渣油7種の抽出物(ピリジン可溶,炉ヘキサン不溶分)について,構造解析値,物性測定値と1000。Cの熱処理によるこれら抽出物の炭化物のX線(002)回折強度指数1鵬。x/Bとを比較検討し,炭化原料の化学構造上の差異から炭化処理後の炭素の構造上の差異を予測できる-義的な関係式を,化学工学で-般に用いられている次元解析の手法を導入し電子計算機を用いた数学的なシミュレーションによって得た。この関係式ノ(φC,,Rノ生,jR,Q,FC)からの計算値とX線(002)回折から求められる回折強度指数1鵬驚/Bとは,かなりよく-致した。
炭化原料の構造解析値と固定炭素とから関係式ノ(C,RA,R,Q,FC)によって,炭化処理後(1000。C程度)の炭素構造(ハードカーボン型か,ンフトカーボン型か)の予測ができ,炭化原料ピッチの選別が容易に行なえるようになった。