1976 巻 (1976) 6 号 p. 946-948
c-2-(t-ブチル)-1-メチル-r-1-シクロヘキサノール[1a]およびそのtrans-異性体[1e]を種々の条件下で脱水し,生成したオレフィンi類の生成割合を調べた。酢酸中硫酸(A法)およびヘキサン中五酸化リン(B法)による脱水では,その生成物組成は反応時間とともにオレフィンの平衡組成に近づぐ傾向が認められ,2-t-メチル-1-メチレンシクロヘキサン[2],1-ブチル-2-メチルシクロヘキセン[3],6-t-ブチル-1-メチルシクロヘキセン[4]のほかに1-t-ブチル-6-メチルシクロヘキタン[5]ま,も生成した。ピリジン中塩化ホスホリル(C法)による脱水では3種のオレフィン[2~4]のみを隼成し,[1a]はおもに[3]を,[le]はおもに[2]を生成した。