日本化学会誌
Print ISSN : 0369-4577
ポリ(メタクリル酸バリウム)の熱分解
成智 聖司大橋 孝一三浦 正敏長久保 国治
著者情報
ジャーナル フリー

1977 巻 (1977) 1 号 p. 99-102

詳細
PDFをダウンロード (231K) 発行機関連絡先
抄録

ポリ(メタクリル酸バリウム)(ポリマー塩)を窒素気流中で250~300℃の範囲で加熱すると,ポリマーの分子量はいちじるしい低下を起こすことがわかった。この主鎖切断(分子量低下)は1/M-1/M9=ktの関係が成立し,ポリマー主鎖はランダム切断を起こしていることを認めた。Arrheniusプロットによる活性化エネルギーは43.7kcal/molであった。また,ポリマー塩は300℃,5時間以上の加熱では一部が酸無水物を形成し,それ以下の条件では酸無水物が形成されないことがわかった。

著者関連情報
© The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top