日本化学会誌
Print ISSN : 0369-4577
α-ジケトンを含むポリアミドおよびそのキノキサリン誘導体の合成
長久保 国治阿久津 文彦河村 信夫三浦 正敏
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1977 巻 (1977) 4 号 p. 556-560

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抄録

圭鎖にα-ジケトン結合を含むジカルボン酸クロリド(4,4'-ビス(クロロホルミル)ベンジル)を合成し,種々の芳香族ジアミンとの反応によっセポリブミドを合成した。重合は5wt%LiClを含むN-メまドまチルピロリドンを溶媒とし,トリエチルアミンを脱塩酸剤として用い,窒素雰囲気下,室温で行なった。つぎに,得られたポリアミドにo-フェニレンジアミンを反応させ,キノキサリン環を導入したボリアミドを合成した。これら得られた2種のポリアミドめ熱的性質をDTA,DSC,TGを用いて測定したのち,比較検討した。老の結果,p-フェニレンジアミンおよびベンジジンからのポリアミドではキノキサリン導入の影響は見られなかったが,m-フェニレンジアミンおよびジアミノジフェニルエーテルからのポリアミドでは,耐熱性がいちじるしく向上することが認められた。

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© The Chemical Society of Japan
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