1983 巻 (1983) 12 号 p. 1715-1719
Zn(acac)2-H,O-O2系の気相反癒により,100~800℃ の反応温度で平均粒子径21~36nmの非常に細かい酸化亜鉛微粉体が生成し,粒径は200℃ 以上で温度とともに増大した。とくに100。Cという低温でも,酸化亜鉛微粉体の生成が赤外吸収スペクトルおよび粉末X線回折により確認されたo 反応ガス中に水蒸気を含まない場合,錯体は低温で反応せず,400℃ 以下では酸化亜鉛粉体は生成しなかった。反応温度800℃ において錯体蒸発速度を増した場合,粒径は徐々に増加し,反応管内のガス流速を上げた場合粒径は徐々に減少した。