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日本化学会誌
Vol. 1985 (1985) No. 10 P 1980-1987

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http://doi.org/10.1246/nikkashi.1985.1980


一連のN,N-ジメチルアルキルアミン(R=C2H5,n-C3H7,n-C4H9,n-C5H11,i-C3H7,t-C4H9,c-C5H9およびc-C6H11)およびN,N-ジアルキルメチルアミン(R1=R2=C2H5,R1=R2=n-C3H7,R1=R2=n-C4H9;R1=n-C3H7,R2=n-C4H9およびR1=n-C3H7,R2=n-C5H11)の電解フッ素化を行なった。
N,N-ジメチルアルキルアミンのフッ素化では,アルキル基の直鎖が長くなるにしたがい,C-N結合が開裂しやすくペルフルオロアミンの収率が減少した。分岐状アルキルまたはシクロアルキル基の場合には,アルキル基の異性化や開環が顕著であった。N,N-ジアルキルメチルアミンのフッ素化ではN,N-ジメチルアルキルアミンの場合とは異なり,生成するペルフルオロアミンの収率は試料濃度によりいちじるしく影響を受け,高濃度の方がよい結果を与えた。また開裂生成物としてペルフルオロ(N,N-ジメチルアルキルアミン)がかなりの量生成したが,アルキル基の開裂(β-開裂)のし方は,二つのアルキル基のうち,より長鎖のアルキル基上で起こりやすいことを示した。得られた各種の新規フッ素化アミンの物理的性質や,スペクトルデータを明らかにした。

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