日本化学会誌
Print ISSN : 0369-4577
有機エレクトロルミネセンス材料としてのオキサジアゾール誘導体の評価
浜田 祐次安達 千波矢筒井 哲夫斎藤 省吾
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1991 巻 (1991) 11 号 p. 1540-1548

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抄録

10種類のオキサジアゾール誘導体を新しく合成して,有機エレクトロルミネセンス(EL)用材料として評価した。薪規オキサジアゾール誘滋体は,融点が240~365℃ と高く,熱的安定性がよかった。また,置換基を代えることにより,374nmから527nmの蛍光を示した。その中でも,ジメチルアミノ基を有するオキサジアゾール誘導体を発光層に用いて有機EL素子を作製し,1000~2200cd/m2の高輝度な青色および緑色の発光を観察した。また,これらのオキサジアゾール誘導体は電子輪送性とホール輪送性の両方の性質を持った物質であることがわかり,新規の有機EL材料としての使用が期待できる。

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© The Chemical Society of Japan
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