徳島大学医学部皮膚科教室
1973 年 35 巻 4 号 p. 412-417
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DNA合成とthymidine kinase活性の相関関係の有無を,移植癌であるラットのWalker肉腫に60Coを照射し,自然発生癌であるメチルコラントレン誘発腫瘤マウスにBLMを投与して,両者の平衡関係を確認した。また種々人癌組織の活性値を調べ,比活性に大きな差異があることを知つた。そこで比較的長期にわたつて臨床経過を観察しえた症例についてthymidine kinase活性の変動を追求し,臨床経過と明らかな平衡関係を認めた。
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