西日本皮膚科
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研究
慢性PCP中毒症にかんする実験的考察
第1報
前川 嘉洋小野 友道坂崎 善門
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ジャーナル 認証あり

1974 年 36 巻 4 号 p. 546-551

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抄録

慢性pentachlorophenol(PCP)中毒患者4名の粉瘤中より組織学的, ならびに生化学的に塩素を証明した。また同趣の動物実験では肝臓内にPCPの貯溜を認めたが, 皮膚への蓄積は証明できなかつた。同時に試みた組織ならびに組織化学的検索では, 皮膚, 副腎には特異的変化をみなかつたが肝, 腎にpentachlorobiphenyl(PCB)中毒マウスのそれと類似する所見が観察された。

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© 1974 日本皮膚科学会西部支部
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