西日本皮膚科
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研究
表皮および毛根の核酸分解酵素
II. RNA分解酵素
宮河 昭雄
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1974 年 36 巻 4 号 p. 552-554

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抄録

1)ラット表皮と毛根抽出液のRNase活性をsensitivityの高いアイソトープ法で測定し, その酵素学的性質を検討した。
2)表皮RNaseは6.0を中心にbroadなpH曲線を示し, 毛根RNaseはpH7.0を中心にsharpなpH曲線を呈した。
3)2価陽イオンによつては表皮, 毛根RNaseともほとんど同じような変化を示した。すなわち, Ca++により活性化され, Mg++, Mn++, Co++などによつて阻害された。

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© 1974 日本皮膚科学会西部支部
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