九州大学医学部皮膚科教室
1976 年 38 巻 1 号 p. 8-15
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Retarospectiveな検索で鼻腔に初発したと考えられ,皮膚転移を示しながらしだいに全身に拡大したいわゆる進行性壊疽性鼻炎の2例を報告した。2例とも剖検所見は悪性細網症の特徴を示した。このことから自験2例の壊疽性鼻炎の本態は悪性細網症であると考えた。さらにhistiocytic medullary reticulosisを含めた悪性細網症について皮膚科学的見地より若干の検討を試みた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら