徳島大学医学部皮膚科教室
高知赤十字病院皮膚科
1977 年 39 巻 4 号 p. 578-581
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3例のdiabetic scleredemaについて検討した。症例は51才女子, 42才男子, 45才女子で, 3症例とも肥満体で, 中等度ないし高度の糖尿病を合併, 項部から背上部の皮膚がいちじるしく肥厚していた。同部の生検では真皮膠原線維のいちじるしい増加が認められた。膠原線維が脂肪織をとり囲むように混在していたことから, 皮下脂肪織が新生した膠原線維によつて置換されるものと推測した。
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