西日本皮膚科
Online ISSN : 1880-4047
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症例
Acquired Functional Teleangiectasia
西野 健一大島 良夫
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1977 年 39 巻 5 号 p. 746-749

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抄録

症例1 18才女子, 14才の時から右下肢に淡紅色斑が出現し, 陸上競技を始めた16才ころからしだいに中枢性に拡大してきた。長時間の歩行によりしびれ感と膝窩内側に自発痛を訴える。血管造影で健側に比べてやや血流の遅延を認めただけで血管の異常はなかつた。組織学的には血管成分の増加を認めず, ほかの検査にも異常はなかつた。症例2 15才女子, 12才の時両足首に鶏卵大の淡紅色斑が出現し, バレーボールを始めた14才ころから紅斑が四肢中枢側に拡がつてきた。自覚症はない。自律神経機能検査で, 副交感神経不安定状態を認めたが、血管造影などに異常は認められず, 組織学的にはなんら正常皮膚と変わらなかつた。

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© 1977 日本皮膚科学会西部支部
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