西日本皮膚科
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症例
Meleda型掌蹠角化症に合併したLentigo Maligna
岡田 哲哉川津 友子右近 幸一石原 由紀
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1979 年 41 巻 2 号 p. 249-253

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抄録

54才家婦に生じた1例を報告した。13才ころから両手掌, 足蹠に徐々に進行する角化症があり, 44才ころから右足蹠に外傷後, 自覚症状のない褐色斑を発生した。色素斑は直径1.5cm, 類円形で, 色調の濃淡があり, 健常皮膚へのしみだし現象もみられた。メレダ型の掌蹠角化症に合併した悪性黒色腫と考え, 広範囲切除, 植皮術を施行した。病理組織学的には表皮基底層に多量のメラニン顆粒や空胞化細胞, 異型メラノサイトが不規則にみとめられ, 電顕的にはメラノソームの増加がみられた。

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© 1979 日本皮膚科学会西部支部
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