京都市立病院皮膚科
京都府立医科大学皮膚科教室
1979 年 41 巻 4 号 p. 678-681
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61才家婦の右上眼瞼に, 約3年前より生じたsubepidermal calcified noduleの1例を報告した。本邦報告例について臨床的に検討し以下の結果をえた。皮疹は通常は単発で, 表面は疣贅様∼顆粒状で, 半球状に隆起し, 色は黄白∼灰白色, 大きさは径1cmまでのものがほとんどである。発生年令は10∼20才台が比較的多く, 発生部位は耳介と眼瞼に好発している。
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