西日本皮膚科
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症例
血清IgE高値を示した水疱性類天疱瘡
四本 秀昭下川 優子松尾 昭一田代 正昭
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1981 年 43 巻 1 号 p. 32-36

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抄録

3例を報告した。治療前に血清IgE値は5,000∼15,000U/mlを示し,コルチコステロイドの投与により皮疹の改善に遅れ,徐々に低下してきた。1例で蛍光抗体直接法にてIgEの基底膜への沈着を認めた。また,ヒト皮膚を基質として用いた螢光抗体間接法ではIgEクラスの抗基底膜抗体は3例ともに証明できなかつた。IgG-Fc R+T細胞を算定したところ,1例で軽度増加がみられた。

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© 1981 日本皮膚科学会西部支部
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