西日本皮膚科
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協賛論文
乳房外Paget病におけるPaget細胞内ムチンの性状について
笹井 陽一郎名嘉真 武司笠田 守池田 重雄
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1981 年 43 巻 Suppl 号 p. 1193-1198

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抄録

乳房外Paget病におけるPaget細胞内シアロムチンの性状について, 組織化学的手技を用いて検索した。用いた染色法は, Alcian blue法, Azure A法, PAS反応である。Polyamonの同定は, 塩化マグネシウム, オキシ塩化ジルコニウムを用いる臨界濃度法によつた。さらに, methylation, saponification, borohydride処理, 酸性加水分解, ならびにdiastase, neuraminidase, chondroitinase ABC, nucleaseによる消化試験をおこなつた。これらより, 外陰部Paget病におけるPaget細胞内シアル酸は, 側鎖にアシル基をもたないこと, 肛囲Paget病および乳房Paget病ではC7にアシル基を持つことが示唆された。

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© 1981 日本皮膚科学会西部支部
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