西日本皮膚科
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講座
小児の皮膚疾患(III)
—患児とのRapport確立の考え方—
山本 一哉
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1982 年 44 巻 3 号 p. 421-424

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抄録

小児患者では, その家族とくに母親との相互理解が診療する側にとつて必要であることが強調されている。しかしながら, 診療を受ける者はあくまでも患者である小児であり, したがつて, 医師は患児の年令, 発育の程度などに相応した患児との相互理解を, 母親に対する関係と同様あるいはそれ以上に持つように努力しなければならない。このためにどのような問題が考慮されるべきかについて, 患児の年代を乳児期, 前幼稚園期, 幼稚園期, 学童期, 思春期に大別して, それぞれの年代の患児とのrapportの確立手段を具体的に述べた。

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© 1982 日本皮膚科学会西部支部
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