岡山大学医学部皮膚科教室
1985 年 47 巻 1 号 p. 101-104
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新しく開発されたイミダゾール系抗真菌外用剤, 硝酸オキシコナゾール1%クリームの有用性を表在性皮膚真菌症30例において検討した。極めて有用もしくは有用と判定されたのは, 手白癬4例中2例, 体部白癬8例中8例, 股部白癬7例中6例, 皮膚カンジダ症6例中5例, 癜風5例中5例で, 全体の有用率は86.7%であつた。副作用は発赤の増強と刺激感が各1例の合計2例(6.7%)にみられた。投与前後に臨床検査を実施し得た1例では異常は認められなかつた。
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