九州大学医学部皮膚科教室
1986 年 48 巻 2 号 p. 236-239
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3才8ヵ月女児。生下時より躯幹, 四肢に散在する紅斑, 皮下結節を認め, 低身長, 円形顔貌, 肥満, 両第5指の短縮といつた身体的特徴を有している。組織学的に結節は真皮内の異所性骨化であつた。血清Ca, Pは正常範囲内であつたが, parathyroid hormoneが高値を示していた。母親にも低身長, 両第4, 5指の短縮があり, 本症をAlbright’s hereditary osteodystrophyと診断した。
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