西日本皮膚科
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症例
間歇性跛行を伴つた弾力線維性仮性黄色腫
岡田 孝一池内 伸一郎福島 佐代子坂本 兼一郎山崎 雙次古谷 達孝
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1988 年 50 巻 1 号 p. 59-62

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抄録

Pseudoxanthoma elasticumの典型的な皮疹および眼所見を有し, しかも右側間歇性跛行を伴つた61才女子例を報告した。間歇性跛行は周囲に石灰沈着を伴つた右大腿動脈中央部の狭窄により生じたと思われた。なお右足背動脈の拍動不触および右肢端脈波平担化も認められた。本症に併発する心血管病変の発現率ならびに罹患部位などにつき文献的考察を行つたところ, 本邦症例と外国症例間に著しい差を認めた。すなわち心血管病変は外国症例に多く本邦症例はきわめて少なく, これらの原因につき若干の考察を加えた。

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© 1988 日本皮膚科学会西部支部
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