名鉄病院皮膚科
タナカ皮膚科医院
名古屋大学医学部医動物学教室
1989 年 51 巻 1 号 p. 44-47
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右鼠径部に生じた無症候性の皮下腫瘤を主訴に来院し, 臨床的には粉瘤あるいはリンパ節腫脹を疑わせたが, 手術時にマンソン幼裂頭条虫が摘出された46才男性の一例を経験したので報告した。また, その虫体をイヌに投与し糞便より虫卵を, 剖検により腸管内より成虫を得たので併せて報告した。
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