52 巻 (1990) 2 号 p. 314-317
昭和61年1月より昭和63年12月までの3年間に, 川崎医科大学附属病院皮膚科を受診した膠原病およびその類縁疾患107例について, 間接赤血球凝集反応による血中トキソプラズマ抗体価を測定した。その結果, 抗体陽性率は皮膚筋炎(DM)が50.0%であつたのに対し, コントロール群の正常妊婦は5.9%, 皮膚筋炎以外の膠原病およびその類縁疾患は12.9%, 全身性エリテマトーデス(SLE)は9.4%, 全身性強皮症(PSS)は17.4%で, 明らかに皮膚筋炎で高い陽性率を得た。