西日本皮膚科
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治療
薬疹·中毒疹, 蕁麻疹に対する強力ネオミノファーゲンシーの臨床的検討
強ミノC臨床研究班
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1994 年 56 巻 3 号 p. 603-608

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抄録

薬疹·中毒疹, 蕁麻疹に対する強ミノC 20ml静脈注射療法の効果を, 12施設の参加により, open studyで検討した。投与対象は113例(薬疹·中毒疹群49例, 蕁麻疹群64例)で, 薬剤は1日1回1アンプル20mlを5日間連続静脈内注射を行い, 効果を判定した。その結果, 主治医全般改善度判定は, 薬疹·中毒疹群49例では改善以上の有効率は71.43%(35/49), 初診時以降来院できずの1例を除く蕁麻疹群63例では, 改善以上の有効率は46.03%(29/63)であった。なお, 副作用は全症例に認められず, 本薬剤は安全性の面からも有用な薬剤と考えられた。

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© 1994 日本皮膚科学会西部支部
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