57 巻 (1995) 2 号 p. 307-310
67歳の男性の鼻背左側面に発生した基底細胞上皮腫を経験した。切除標本の組織型が通常のsolid typeでありながら筋肉内にも浸潤するいわゆるaggressive typeであったことより, 切除創面は外側鼻軟骨および鼻骨の露出する深さとなった。今回, その再建法にextended V-Y flapを使用し良好な結果を得た。われわれの考察では, この皮弁はV-Y flapの変法でありながら純粋なadvancement flapでなく, advancement-rotation flapであるという結論に達した。