西日本皮膚科
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治療
汎発性強皮症患者に対する塩酸アゼラスチンの効果
森田 明理辻 卓夫
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57 巻 (1995) 2 号 p. 366-370

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抄録

塩酸アゼラスチンを汎発性強皮症(SSc)7例に投与し, 皮膚の浮腫, 硬化, そう痒感, レイノー症状, 関節痛, 関節可動域, 消化器症状, 肺機能に対する効果を検討した。皮膚そう痒感では全例で改善以上, レイノー症状では投与前に症状のみられた4例で改善以上, 関節痛では症状のみられた2例で改善以上, 浮腫では半数の症例で改善以上の結果が得られた。消化器症状, 硬化は1例で改善がみられた。関節可動域, 肺機能は不変であった。以上の結果から本剤はSScに対して試みる価値のある薬剤であると考えられた。

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© 1995 日本皮膚科学会西部支部
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