西日本皮膚科
Online ISSN : 1880-4047
Print ISSN : 0386-9784
症例
バセドウ病を合併したシェーグレン症候群
永井 浩濱本 嘉昭大村 明子最上 聡武藤 正彦
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58 巻 (1996) 3 号 p. 375-377

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抄録

45歳の女性。体重減少, 多汗, 動悸, 頸部腫瘤発現の7ヵ月後にバセドウ病の診断のもと甲状腺亜全摘術をうけた。術後2ヵ月後両頬部, 両前腕に紅色皮疹が出現したが放置していた。術後1年2ヵ月後に両手指, 足趾に凍瘡様皮疹がみられ, 口腔内乾燥感を自覚するようになった。Shirmer testで涙腺の分泌低下, 唾液腺造影にていわゆるapple tree patternが認められ, シェーグレン症候群と診断した。抗核抗体1000倍, RAテスト陽性, 抗SS-A抗体16倍, 抗SS-B抗体32倍, サイロイドテスト6400倍, マイクロゾームテスト6400倍であった。

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© 1996 日本皮膚科学会西部支部
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