西日本皮膚科
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症例
運動麻痺を合併した右下肢の帯状疱疹
佐藤 典子幡本 明利古賀 哲也利谷 昭治葉 山泉
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58 巻 (1996) 3 号 p. 433-435

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抄録

69歳の男性。右下肢に有痛性の紅暈を伴う小水疱が出現し3日後には全身に散布疹を, さらに5日後には右下肢の脱力感を覚え転倒しやすくなった。右腸腰筋, 大腿四頭筋に筋萎縮と筋力低下が認められ, 神経学的所見から帯状疱疹に合併した右大腿神経不全麻痺と考えた。MRIにおいてL2∼S1までの推間板の膨隆, 椎間孔の狭窄があり, 狭くなった椎間孔部に更に帯状疱疹の炎症が生じたことにより運動麻痺が起こった可能性も考えられた。この運動麻痺は皮疹発生後約8日後に現れ2ヵ月後にはかなり回復した。

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© 1996 日本皮膚科学会西部支部
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