西日本皮膚科
Online ISSN : 1880-4047
Print ISSN : 0386-9784
綜説
皮膚におけるCDKインヒビターの多彩な機能
猪原 慎一北川 恵子喜多野 征夫
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58 巻 (1996) 4 号 p. 561-566

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抄録

最近, 細胞周期の移行を制御するサイクリン依存性キナーゼ(CDK)の活性を抑制するp21WAF1/CIP1/SDI1, p16INK4などのCDKインヒビターが発見され, その多彩な機能が注目されている。ケラチノサイトではp21がG1停止, 分化, 老化, アポトーシスなどに関与している可能性が示唆されている。また有棘細胞癌ではp53の変異によるp21誘導不全, 悪性黒色腫ではp21発現の低下, p16遺伝子の欠失, 変異が報告されp21, p16は各種皮膚癌の癌抑制蛋白としても注目されている。

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© 1996 日本皮膚科学会西部支部
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