西日本皮膚科
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症例
色素失調症(Bloch-Sulzberger)の2例
安齋 眞一
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1997 年 59 巻 6 号 p. 838-840

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抄録

生後7日目に受診した色素失調症の女児例2例を報告した。第1例の母親には上顎の歯牙欠損と両側鼠径部の色素斑があり, 母娘例と考えられた。第2例は孤発例であった。ともに皮膚症状は四肢·躯幹の糜爛·紅斑·水疱と網状の色素沈着で典型的であり, 相違はみられなかった。両例ともステロイド剤の外用で速やかに症状は改善した。

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© 1997 日本皮膚科学会西部支部
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