九州厚生年金病院皮膚科
九州大学医学部皮膚科教室
持田製薬株式会社製剤研究室
1997 年 59 巻 6 号 p. 907-909
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抗ウイルス剤ビダラビンを3%含有する外用剤(アラセナA®軟膏)を4例の帯状疱疹患者の病変部に外用したのち, 外用開始後24時間までの血漿中ビダラビンとその代謝産物濃度をHPLC法を用いて経時的に測定した。4例とも全ての採血時点においてビダラビンとその代謝産物は検出限界(0.05μg/ml)以下であった。アラセナA®軟膏外用時にはビダラビンは皮膚組織中に限局して分布し, 血液中に移行する可能性は極めて低いと考えた。
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