西日本皮膚科
Online ISSN : 1880-4047
Print ISSN : 0386-9784
ISSN-L : 0386-9784
症例
紫斑型特異疹を認めた慢性骨髄単球性白血病
村上 義之安元 慎一郎古江 増隆松石 英城入江 康司
著者情報
ジャーナル 認証あり

1998 年 60 巻 6 号 p. 768-771

詳細
抄録

63歳の女性。不明熱の原因検索の過程で骨髄異形成症候群(MDS)が疑われ, 佐賀県立病院好生館内科へ検査·治療目的で入院した。慢性骨髄単球性白血病(CMMoL)の慢性期と診断された。その後急性転化時に両大腿に紫斑型の白血病細胞浸潤(特異疹)が認められた。

著者関連情報
© 1998 日本皮膚科学会西部支部
前の記事 次の記事
feedback
Top