西日本皮膚科
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症例
扁桃摘出術が奏効したPityriasis Lichenoides et Varioliformis Acutaの2例
新田 政博阿部 真也石崎 宏
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1999 年 61 巻 4 号 p. 430-434

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抄録

9歳および8歳女児に生じたpityriasis lichenoides et varioliformis acutaの2例を報告した。症例1では抗生物質の内服とステロイド剤の外用を11週間, 症例2では週1回のUVB照射とステロイド剤の外用を7週間行ったが皮疹は軽快しなかった。両症例には習慣性扁桃炎の既往があり, 耳鼻科的に慢性扁桃炎と診断された。皮疹は扁桃摘出後4週間で色素沈着あるいは脱色素斑を残し消退した。症例1では扁摘1年8ヵ月後の現在, 少数の皮疹の新生をみとめ, 症例2では扁摘6ヵ月後の現在, 皮疹の再燃をみとめない。

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© 1999 日本皮膚科学会西部支部
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