佐賀医科大学内科学皮膚科
2000 年 62 巻 4 号 p. 493-495
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65歳の男性。初診の約1ヵ月前に仙骨部に自覚症状に乏しい鶏卵大の皮下腫瘤に気付いた。MRIにて血管腫を疑い全摘術を施行した。病理組織学的には被膜に包まれ内部に薄い血管壁をもつ多数の拡張した血管が集合しsinusoidal hemangiomaに合致する像を呈していた。また術前のMRIの所見は病変の性状,範囲の把握において有用であった。
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