鹿児島大学医学部皮膚科学教室
2001 年 63 巻 3 号 p. 279-281
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
37歳の男性。初診の約1年前より右腋窩に皮疹出現。放置していたが,次第に増大してきたため当科受診。初診時右腋窩に5×4cmの可動性良好で圧痛を伴わない腫瘤を認めた。生検にて汗腺系悪性腫瘍が疑われたため,当科にて腫瘤全剔術および右腋窩リンパ節郭清術を施行した。所属リンパ節16個中4個に転移がみられた。HE染色および特殊染色結果よりアポクリン腺癌と診断した。術後化学療法として5-FUとCDDPを用いたlow dose FP療法を4クール施行した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら