西日本皮膚科
Online ISSN : 1880-4047
Print ISSN : 0386-9784
ISSN-L : 0386-9784
症例
好酸球性膿疱性毛嚢炎の2例
前島 英樹嶋村 祐美白井 京美沈 國雄原田 晴美衛藤 光
著者情報
ジャーナル 認証あり

2002 年 64 巻 2 号 p. 173-177

詳細
抄録

好酸球性膿疱性毛嚢炎の2症例を報告した。症例1は62歳女性。シェーグレン症候群を思わせる顔面の環状の紅斑。自覚症状はなかった。生検にて毛嚢への好酸球の浸潤と毛嚢の変性像を認めた。インドメタシン内服に反応せず,背部にも同様の紅斑が出現した。症例2は25歳女性。顔面のそう痒を伴う環状の紅斑。トシル酸スプラタストの2週間の内服により消失し,再燃を認めず。臨床像および治療に関して特異的と思われた2例と当科過去7年間に経験した3例を簡単に報告し,若干の文献的考察を加えた。

著者関連情報
© 2002 日本皮膚科学会西部支部
前の記事 次の記事
feedback
Top