西日本皮膚科
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症例
脂肪吸引が有用であったBenign Symmetric Lipomatosis (BSL) の1例
馬渕 智生梅澤 慶紀太田 幸則飯塚 万利子松山 孝小澤 明宮坂 宗男谷野 隆三郎
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2004 年 66 巻 5 号 p. 482-484

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抄録

56歳の男性。50歳頃に頚部の皮下腫瘤に気付いた。その後, 同様の腫瘤が肩部, 上背部に出現し, これらの腫瘤は漸次増大した。その間に体重は約6kg増加した。なお, 約35年間の多飲歴があるが, 55歳時より禁酒中である。初診時, 頂部から上背部, 上腕にかけてと腰部, 腹部に自覚症状のない境界不明瞭, 弾性軟の皮下腫瘤を左右対称性に認めた。臨床像より良性対側性脂肪腫症 (benign symmetric lipomatosis) と診断した。当院形成外科で脂肪吸引を2回施行し, 病変部の縮小を認めた。

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© 2004 日本皮膚科学会西部支部
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