東邦大学医学部皮膚科学第一講座
東邦大学医学部附属佐倉病院皮膚科
2005 年 67 巻 5 号 p. 468-470
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70歳,男性。約6年前より腋窩部,鼠径部,臍窩部,肛囲に紅斑を生じた。近医でステロイド外用剤などで治療されていたが改善せず,当科を受診した。Hailey-Hailey病と診断し,タクロリムス軟膏を外用したところ,3週間で病変の著明な改善を認めた。Hailey-Hailey病の治療法として,ステロイド外用剤の使用以外に,タクロリムス軟膏の外用も有用と思われた。
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