西日本皮膚科
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治療
慢性蕁麻疹の再発抑制に対する塩酸セチリジンの臨床効果の検討
吉田 雄一中山 樹一郎
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2007 年 69 巻 1 号 p. 75-80

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抄録

慢性蕁麻疹の再発抑制に対する塩酸セチリジンの臨床効果の検討を行った。慢性蕁麻疹患者に塩酸セチリジン10mg/日を投与し,寛解導入療法施行後,徐々に塩酸セチリジンを漸減し(維持療法),投与終了4週間後に再発の有無を検討した。総症例41例のうち,最終的に23例で投与終了が可能であり,投与終了後の無再発率は82.6%(19/23)であった。以上の結果から塩酸セチリジンは慢性蕁麻疹の治療のみならず,再発抑制に対しても有用な薬剤であると考えられた。

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© 2007 日本皮膚科学会西部支部
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