西日本皮膚科
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症例
早期に自然消退した汎発性環状肉芽腫の 1 例
上尾 大輔波多野 豊岡本 修藤原 作平
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2014 年 76 巻 3 号 p. 194-198

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抄録

32 歳,男性。刺青があり,慢性 C 型肝炎の既往がある。背部・上腕に紅色丘疹が多発し,生検にて真皮にムチンの沈着を伴う膠原線維の変性と組織球の浸潤を認め,汎発性環状肉芽腫と診断した。ステロイド内服・外用を主とする治療を試みたが皮疹は拡大した。その後,5 カ月間治療は中断したが,皮疹は自然消退した。汎発性環状肉芽腫の早期自然消退は成人例では稀である。

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© 2014 日本皮膚科学会西部支部
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