整形外科と災害外科
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正常小児歩行の検討
~三次元歩行分析装置を用いて~
吉川 大輔福島 克彦柳園 賜一郎山口 和正
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56 巻 (2007) 1 号 p. 128-131

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抄録

【はじめに】小児歩行の成熟について,歩行分析上運動学的に3歳,運動力学的に7歳で成人パターンを獲得すると言われている.今回我々は新しく導入した三次元歩行分析装置を用いて小児と成人の歩行解析を行ったので報告する.【対象・方法】小児6名(平均年齢6歳3ヵ月),成人6名(平均年齢23歳10ヵ月)を対象とした.アニマ社製三次元動作分析装置MA2000,フォースプレートMG1090を用いて運動学的・運動力学的評価を行った.【結果および考察】運動学的には抽出したピーク値・タイミング共に小児・成人間で有意な差はみられず,6歳の時点で成人様パターンを獲得していると思われた.運動力学的には Cupp らの報告にみられるように立脚期後半の足関節底屈モーメントピーク値は,小児において有意に低値を示した.年齢に関連した歩行パターンの変化の理解は小児の病的歩行の診断や治療において重要である.

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© 2007 西日本整形・災害外科学会
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